ハワイアンシャツの知識|五感で楽しむシルクハワイアン|HOUSTON ハワイアンシャツ 2006|

ハワイアンシャツは時代が生んだ芸術品

素材、柄、染色、デザインと多種多様な組み合わせが存在するハワイアンシャツ。開拓者、移民、合衆国への併合、レーヨンの登場、観光地化、大恐慌、太平洋戦争とハワイアンシャツの誕生は僅か100年足らずの歴史の中で起こった偶然の産物だったのか?それともこれらの要素を考えると必然だったのだろうか?


ハワイアンシャツの柄

オーバーオールパターン
総柄のこと。生地の全体に柄の繰り返しがあらわれるものをいいます。

ボーダーパターン
縦方向に柄が連なり、ボーダー状になっているものをいいます。

ホリゾンタルパターン
天地ある柄で前にも後ろにも同じ柄が入るものをいいます。バックパネルパターンと同様に生地のロスが多いためコストがかかります。

バックパネルパターン
背中に一枚の絵のような柄がプリントされ、前はほとんど無地ととなります。

和柄その他
厳密にはパターンではありませんがピクチャープリント(写真のようにみえるプリントを全体に配置したもの)や和柄(日本調の柄がはいったもの)などの分け方があります。


ハワイアンシャツのボタン

現在のハワイアンシャツの多くはココナッツボタンを採用していますが、ヴィンテージものでも実にさまざまなボタンが採用されています。ちょっとあげてもココナッツのほかに真珠貝、竹、白蝶貝、尿素ボタン、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、メタル・・・。どのボタンが一番いいなどということはなく、またボタンの種類よって価値が下がることもありません。要はそのハワイアンシャツの雰囲気ににあっているかどうかの問題です。

ココナッツボタン
竹ボタン

素材による特性

ハワイアンシャツの素材には、レーヨン・シルク・綿の3種類があります。どれも一長一短があり、これがベストとは一概にはいえません。色の発色がいいのはレーヨンとシルクですが、手入れにはドライクリーニングが必要です。一方、綿は発色の点では他の素材に及びませんが、洗濯機で気軽に洗えるという利点があります。肌触りも柔らかなものを好むなら、レーヨンやシルク、さらりとした着心地を求めるなら綿。つまりは、好みや用途に合わせてセレクトするのが一般的のようです。


ハワイアンシャツの着こなし

身頃に余裕のあるハワイアンシャツの一番の利点は、風を直接皮膚で感じられるという点にあります。よって中にTシャツや下着は付けずに、素肌の上に直接着るのがハワイ流であり、ハワイアンシャツ通の着方です。

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ハワイアンシャツの選び方

肩とサイドが「ダブルステッチ」で縫ってあるものが耐久性に優れている。ヴィンテージ・ハワイアンシャツは古いミシンを使っているため、現在のものよりミシン目が細かいということも覚えておきたい。
ポケットと胸の部分の生地のプリントがぴったり合っているか?左右の身頃の絵柄のバランス(柄合わせ)がとれているかチェック。
ココナッツ、貝、コプラの種、木材などの自然素材のボタンが使われているものが良品。


ハワイアンシャツのTPO

身頃に余裕のあるハワイアンシャツの一番の利点は、風を直接皮膚で感じられるという点にあります。よって中にTシャツや下着は付けずに、素肌の上に直接着るのがハワイ流の着方。そういう意味で裾はズボンの外にだしたままなのがもっとも自然ですが、実際はボタンダウンなどを中に入れて着ている人も多く、むしろあらたまった印象を与えるといえます。
ちなみに、日本においてはハワイアンシャツ=カジュアルというイメージが強いようですが、ハワイにおいてはハワイアンシャツはビジネス・ウェアやフォーマル・ウェアとしても着用されています。Tシャツ姿では入りにくい高級レストランも、ハワイアンシャツ姿なら堂々と入ることができるので、一着は用意しておくと便利です。ただしTPOも肝心。フォーマルな場所やビジネスには、ボタンダウンのかっちりとしたハワイアンシャツ、遊びの場には、派手でルーズなハワイアンシャツと、時と場所をわきまえたシャツを選びを心がける。